朝鮮の如くなるなかれ
古代、中国は周辺諸国と比べてはるかに強大な力を持つてゐた。
その優越感から中華思想なるものが生まれ、中国人は周辺諸国を蛮族として見下した。
はじめは諸国も中国に朝貢などしてゐたが、力をつけるに従ひその関係から脱却した。
日本やベトナムなどがそれで、「日出づる国の天子云々」の有名なくだりは、日本は中国の下ではないといふ意思表示である。
それに対し、いつまでたつても中国の下にゐることを誇りとし、小中華思想と称し虎の威を借ることで生き延びた国がある。
さう、ご存知朝鮮だ。
歴史的に見ても情けないことこの上ないが、実は我々は彼らを馬鹿にできない。
何故なら現在の日本はアメリカの属国であるからだ。
日本が米国のいひなりであることは世界的にも有名である。
私が危惧するのは、今の状態を日本人が当たり前のことのやうに錯覚し、朝鮮と同じ歴史を辿ることだ。
確かに今の日本にアメリカ抜きでの国防は不可能だが、だからといつてそのままにしておくと隣国のやうになつちまふぞ!