名作映画 その男凶暴につき
北野武監督初作品!
つまり監督として素人のやうな状態で撮つた映画だと思ふが、かなり面白い。
序盤のこのシーンはただ歩いてゐるだけなのに見てゐて引き込まれる。
しかし武曰く、尺が余つちやつたから撮つただけらしい(笑)
インタビューでさう言つてた。
武は主人公の凶暴な刑事の役で、敵の殺し屋の役を白竜が演じる。他にも有名な人が出てゐる。
この映画は最初からさうだが、誰かが不当にひどい目に会ひ、そのひどいことをしたやつを武がボッコボコにしていく映画だと思ふ。
最初はホームレスが中学生くらゐの子供に暴行され、その子供を武が暴行する(笑)
前半は割りとスカッとする映画かもしれない。
後半はいろいろあつて、武は死ぬつもりで白竜を殺しに行く。
北野映画は基本、死を待つてる感じの映画が多い気がする。
HANABIとかは特に。