水の都の護神 ラティアスとラティオス

私はポケモン映画ではこの作品が一番好きだ。


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ヴェネチアをモデルにした、アルトマーレといふ街が大変美しく描かれてをり、使はれる音楽も映画によく合つてゐる。

 

そのアルトマーレを守るポケモンである、ラティアスラティオスがこの映画の主役ポケモンであるが、見てゐるとやはりラティアスが大変可愛らしい。

 

私も幼いころは男児らしく、格好がいいといふ理由でラティオスのはうが好きであつた。

しかし、この映画を見るといつの間にかラティアスが好きになつてしまつてゐたのである。

 

 

こんなことをいふとラティオスが映画で地味なのかと思はれてしまひさうだが、正直活躍するのはラティオスのはうである。

敵に捕まり痛め付けられたにも関はらず、最後は街を守る為に力を使つて死んでしまふのである。

 

映画の序盤で出てくるが、ラティアスラティオス兄妹には特殊な力がある。

自分の見てゐる景色を人に見せることができるといふ能力であり、アルトマーレの美しい水路の中を泳ぎ、その景色をサトシ達に見せてくれたのだ。

 

最後にラティオスが街を守つて死ぬ際、昇天していく彼が見える景色を、サトシ達に同じやうに見せてくれる。

 

それがまた美しい。

これがやりたかつたために、監督はラティオスを死なせたんぢやなからうか(笑)

 

この映画はミュウツーの逆襲のやうに強いメッセージ性みたいなものはあんまりなかつたが、芸術性に於いてはこれを凌駕してゐるだらう。

是非ご覧になつて欲しい。

 

ロッキー

映画「ロッキー」は名作である。

この映画を見たことがない人でも、名前と音楽は知つてゐる。それぐらゐ有名な作品なのだ。

 

 

フィラデルフィアに住むイタリア系アメリカ人ロッキーバルボアは、三流のボクサーだが、生活の為に町の高利貸しの手先として働いてゐた。

ロッキーは、友人ポーリーの妹エイドリアンを好んでをり、初めはそつけなくされながらもついに結ばれ、結婚した。

或る日、当時の世界ヘビー級チャンピオンであるアポロ・クリードは、アメリカンドリームを体現し、無名のボクサーに機会を与へることで、自らの器の大きさを世間にしめさうと考へた。

そこで「イタリアの種馬」といふユニークなリングネームを持つロッキーが選ばれた。

あまりの実力差に躊躇するロッキーであつたが、「チャンピオンを相手に15ラウンド戦ひぬいたら、自分がただのチンピラでないことを証明できる。」と考へ、挑戦をうける。

彼は過酷なトレーニングに耐えぬき、ついにアポロとの試合となる。



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やはり実力の差は歴然であり、アポロに打たれ続けるが、気力を以て戦ひ続けるロッキーを観客は応援する。

最終ラウンドには、最後の力を振り絞り、チャンピオンをダウン寸前まで追ひ込むといふ敢闘ぶりを見せ、15ラウンド戦ひぬくことに成功する。

判定では負けてしまつたロッキーだが、15ラウンド戦ひぬいた彼にはそんなことはどうでもよく、エイドリアンの名前を叫び、リング上に上がつてきたエイドリアンと抱擁して終る。



 

この映画はまさに男の映画である。

打たれても打たれても戦ひ続けるロッキーに感動させられるのであるが、この映画は当時のスタローンにしかつくれなかつたらうと思ふ。

 

何故なら当時のスタローンと映画のロッキーは同じ境遇といつても過言でなく、まさに彼の為の映画だからだ。

 

実はこの映画の脚本を書いたのはロッキー役を演じたスタローン本人である。

初め彼は映画会社に脚本を持つていくと、出来がよいため大金で買い取つてくれることになつた。しかし、彼が希望した彼をロッキー役に使ふといふことは断られたため、脚本を持つて帰つた。

当時のスタローンは無名の俳優で極貧生活中であり、脚本を売れば生活はかなり楽になつたが、妥協しなかつたのだ。

彼は映画会社と交渉を続け、彼をロッキー役に使ふことを認めさせたが、代はりに制作費はかなり少額になつてしまつた。

しかし、彼は工夫しながら全力でこの映画を完成させ、一躍大物スターとなつたのである。

 

何も持たない状態から一躍大物になるといふ点でスタローンとロッキーは同じ状況であり、これがこの映画を名作にしたのだらう。

見てない人は是非ご覧になつて欲しい。

 

それと、これから「エイドリアーン」をネタで使ふことを禁止す。

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感想(11件)


最悪の隣国

日本の一番の悲劇は大東亜戦争に敗れたことだが、次に悲しむべきは隣国がK国であることだ。

 

この国は歴史的に見ても、我が国に迷惑はかけても役に立つたことは一度もない。

日本は昔から大陸文化の影響を大いに受けたが、それはみな支那由来である。

K国文化はほとんど日本の文化に影響を与へてゐないのだ。

まあ一つか二つくらゐは恩恵や影響があるかもしれぬが、無くても大差なかつただらう。

 

 

私が彼らを嫌ふのは、感情論ばかりなところだ。

特に日本に対しては感情的で話にならぬ。

事実無根の徴用工問題や慰安婦問題を持ち出す、何の罪もない旭日旗の印象を世界的に悪くするなど、頭がおかしいとしかいへない。

 

だがそれでも、感情的なことがよい方に回り、人情が厚かつたりすればよいのだが、彼らは非常に残虐なのだ。

 

 

平成14年の日韓ワールドカップは覚えてゐるだらうか?

K国は対イタリア戦などに於いて、審判を買収し好き放題にやつた。

掴んだりひつぱつたりするのは当たり前、肘うちやスパイクの裏で蹴りこむ(サッカーのスパイクは裏に硬い凹凸があり、凶器といつてもいい。)、頭を蹴られ流血する者も何人かゐた。

 

考へてほしい。我々日本人が仮に審判を買収したとして、敵意を持たない相手選手に暴力を振るへるか?

しかもスポーツマンシップが尊重される競技の場に於いてだ。

さういふことが出来てしまふ国民なのだ。彼らは。

 

私がおおげさにいつてると思ふ方があるやもしれぬ。

YouTubeでいくらでも見ることができる。

検索してみたまへ。

 

英語

我々は何故学校で英語を学んだのだらうか。

 

そしてそれは意味があつたのか?

ない。

断言するが9割以上の日本人に英語など不要である。

 

まづ、我が国の公用語は日本語であり、英語で話す日本人などゐないといふこと。

 

次に、外国人観光客だが、我々は英語なんかで話す必要はない。

我々は外国人の召使ひなんかぢやないのだ!

何故我々が、たまたま遊びにきた異人の言語に合せる必要がある?

何か英語で話しかけてきたら言つてやれ。

「何言つてるかわからん。日本語で話せ」と。

 

英語を学ぶ意義を考へた時に、外国人観光客への対応に必要だと思つた者に告ぐ。

貴様は奴隷根性があるから反省したまへ。

母国内ですら外人の下の立場にすすんでなるつもりか。

 

ただ、外国人観光客をターゲットにした店をやつてる商人の方などは必要だらうが、全人口の1割もゐるか?

また、外資系に勤めるやうな優秀な人は大学からで充分ぢやないか?

 

英語教育に費やした時間を国語と道徳に回すだけで日本人は少しはましになるであらう。

 

 

憲法など捨ててしまへ

幕末のサムラヒ達は日本のために大変努力した。

当時他のアジア諸国と大差ない状態の日本をどこよりも早く西洋的な近代国家につくりかへたのである。

 

その志は植民地支配を逃れ、西欧列強に並ばんとするものであつた。

この時代の(今でも後遺症のやうに続いてゐるが)自国文化を蔑み西洋文化を尊ぶ傾向には批判も多く、私も嫌ひであるが、近代化を急ぐにはやむを得なかつたのかもしれない。

 

しかしながら、それらの先人の努力があつたにもかかはらず、現在の我が国は属国であり、まともな国ではない。

 

なぜなら我が国は軍隊を持つてゐないからだ。

これはとんでもないことである。

世界中で軍を持たない国なぞほんのわづかだ。

日本人は軍隊を持つことが戦争につながると信じてゐるが、軍隊を持つ国が必ず戦争するのならばそこかしこで常におこつてゐるだらう。

この考へはGHQや左翼が植え付けたのだと思ふ。

 

さらに、軍隊を持たないため国防は常に米国頼りだ。今の自衛隊だけでは絶対無理である。

さうすると軍事以外の面でも日本は米国にさからへぬ。

最近の経済協定なんかもさうだらう。

日本の農業に不利だがうけいれてしまつた。

向こうに米軍をひつこめると言はれると困るからだ。

 

 

このやうな、まるで日本が属国である状況は、大東亜戦争敗戦後米国によつて作られたものだ。

決して日本人が望んだ状況ではない。

絶対にこのままではいかんのだ。

 

しかし終戦から何年たつた?

何故未だに同じ状況なのか?

それは戦後の日本人が情けなさすぎるからだ。

そして、自民党に票をいれ続けたからだ。

 

 

自民党は決してこのイカれた状況を打破するつもりはない。

憲法改正といふため右寄りのやうに思はれてゐるが、安部総理は憲法自衛隊を記載したいだけなのである。

いふならこの状況をより強固にしようとしてゐるわけだ。

 

私は、この状況打破のためには少なくとも憲法改正により軍隊を持つことが必要と考へる。

理想をいへば、こんな押し付けられた憲法まるごと破棄し、日本人自らの手つくるべきだと思ふ。

サメ映画

私はB級サメ映画が割と好きだ。

いろいろあるが、アサイラム作品なんかは変に気取つてゐないため好感がもてる。

シャークネードといふ映画もB級サメ映画の一つであるが、評判がよく続編が多くある作品だ。

サメが大量に巻き込まれた竜巻が都市に来るといふ話であり、主役がサメと戦ふときに用ゐる武器はチェーンソーである。

CGもしよぼいし、アクションもいまいちだが、このゆるい感じがいいのかもしれない。

 

私が幼い頃に見たジョーズはいはずと知れたサメ映画の原点であり、傑作である。

幼い私も怖がりながらも面白いためつい見てしまつたのだが、この映画はなんと今に至るまで私を海嫌ひにしてしまつたのである。

海といつても海水浴などは一向に平気である。

本州の海水浴場でサメに食べられたなどとはあまり聞かないからだ。

しかし船にのつて沖に出るといかん。落ちたらあつといふ間にサメに食べられる気がして、甲板に出ることすらためらはれてしまふ。

 

一方で、サメが巻き込まれた竜巻や、頭がいくつもあるサメは全く現実味がないため、子供に見せても大丈夫だらう。

幼い私はアサイラム作品を見るべきだつたのかもしれない。

残念ながら当時はなかつたらうが。

 

ちなみに、本家ジョーズも続編が出るごとにB級感を増して行き、最後の頃には引っ越した主人公一家を一匹のサメが別の島まで追ひかけて来るといふあり得ないことが起こつてゐる。

バックトゥザフューチャーに出てくるジョーズ19はどんな作品なのか…