西暦を使ふべからず

我が国には元号あり。

 

古くは大化の改新時に支那より取り入れ、今日に於ても使はれり。

元号には皇帝は領土のみならず時間をも支配するといふ思想あればなり。

 

その国の元号を使ふこと是その国の皇帝に仕へることを意味す。

則ち日本におきては、天皇への忠節を示すものなり。

 

故に日本人たるもの元号を使ふべし。

元号を使はざるは天皇陛下を尊ばずと申すに等しきことなり。

 

 

然れども最近西暦が使はれたること甚だし。

我々日本人の多くはキリスト教徒に非ず。

また国民の多くは天皇陛下を嫌はず。

しかるに何ゆゑキリスト教徒の用ゐる暦を使ふか。

 

 

西暦を使ふ者共揃ひて曰く、

「西暦は元号の如く定期的に変らず。

故に歴史を学ぶときに事象と照合さすこといと易し。」

と。

 

 

我に反論あり。

しからば皇紀を用ゐるべきなり。

皇紀使用の歴史は浅しといへども上の如き利点あり。故に日本史等を学ぶ時にも使ひやすし。

 

なれど今日皇紀を使ふもの少なし。

それは戦後歴史学者神武天皇の実在は可能性低しと申せしがためなり。

 

では西暦は如何なるぞ。

キリストとやらが水を葡萄酒に変へしことや

死後蘇りしことは本当にありしことか。

 

戦後の日本は矛盾だらけなり。

 

 

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