自衛官は日本刀を帯びるべし
我が国にはいつの世も武人あり。
あるときは防人、またあるときは武士。今は自衛官なり。
また、武人は魂たる刀を帯びてきたり。
ゆゑに武士は明治に刀を失ひしといへども、代はりて軍人が受け継ぎたり。
しかれども大東亜戦争に破れしことによりて武人の魂たる日本刀は奪はれたり。
後に警察予備隊(後の自衛隊)が発足せし時も日本刀を装備せざりき。今も装備せず。
日本人自ら取り返さんと思はざればなり。
この記事を読みたる方の中に、刀など近代戦に不要なれば装備する必要なしなどと思ふ方あるべし。
それは間違ひなり。
皇軍の如く刀にて突撃せざれども武人たるもの刀は必要なり。
現代でも式典等におきては、各国の幹部軍人は短剣を帯びる。
しかるに我が国の自衛官は規則上剣を帯びる能はざるゆゑ、メッキの偽物剣を帯びる。
豈に悲しからずや。
武勇で知られし日本国は、今は剣を帯びることすら能はず。
自衛隊が、日本の武人が魂を取り戻したる時こそ、戦後は終り、日本は真の独立国となるべし。